独学でプログラマーになることは可能?初心者からの勉強法を紹介

「全くの未経験だけど、プログラマーになることは可能?」
「プログラミングを覚えたいけど、何をしたらいいかわからないし、難しそう」
「独学でもプログラマーになることできるって聞くけど、本当?」
などなど、プログラマーを未経験から目指しているけど不安に思っていませんか。

結論から言うと、独学でもプログラマーになることは可能です。
ただし、簡単ではありません。

一般的に、プログラマーとして業務で使えるレベルになるまでには2000時間必要と言われています。
1つのプログラミング言語習得のためにも目安として300時間必要と言われています。
この学習時間を見るだけでも、簡単ではないことがわかるかと思います。

プログラマーに限らず、ゼロから始めるもの何でも難しいですが、プログラマーは特に難しいと思います。
なぜなら、普段全く使わない知識・考え方が必要になるからです。

この記事の概要
  • 独学でプログラマーになることは可能
    ただし稼げるためには時間がかかりすぎる
  • プログラミングを覚えていなくても、プログラマーになることは可能
    ただし、なってから苦労はするから覚えておいた方が絶対いい!
  • 独学の方法は学習サイトか、参考書
  • 目標とモチベーション、習慣づけが一番大切!
  • 就職・転職目指しているなら、就職支援付きプログラミングスクールもおすすめ
目次

未経験でもプログラマーになることは可能

プログラマーになることは未経験からでも可能です。
ただし、プログラマ―=プログラミングができる人という意味です。
業務レベルでプログラミングだけで稼げるようになるまでには、さらにスキルを磨く時間が必要があります。

文系学部出身・未経験でもプログマ―になることは可能

筆者自身、文系学部部出身です。
新卒でSIerの企業に就職してから、実務でプログラミングを覚えていきました。

大学自体は、教育学部です。しかも、文系で取得した教員免許も小学校教師のものです。
大学生時代にもプログラミングをいじったこともなく、パソコンはレポートの時やインターネットを利用するときだけ使用すしていました。

もともとのプログラミング経験は皆無です。
それでも、就職でき、10年間続けることができています。

もちろんつらいこともたくさんありました。
わからないことがわからなくて、悔しい思いもしました。
同期は情報系学部出身でしたので、ものすごい惨めな思いもしました。

それでも続けてこれたのは、プログラミングを通じてのモノ作りが楽しいというのが大きいと思います。

プログラマ―になることを最終目標にするのではなく、プログラマ―になって何をしたいかを明確にしましょう。
プログラマーになることはあくまで手段と考えてください。

大学・専門学校は出ておいた方がいい

プログラマ―には、プログラミング未経験でも就職することは可能です。
しかし、大学は出ておいた方がいいです。

理由は3つあります。

  • 大学卒業レベルの思考力は必要
  • 最終学歴を見られる
  • 転職時に不利になる

この記事を読んでいる方が高卒でプログラマ―を目指しているなら、絶対におすすめしません。

技術力さえ持っていれば、評価されるだろうと思われがちですが、その風習はまだ日本になじんでいません。

一部のベンチャー企業であれば、実力主義の傾向は強いかもしれませんが、あくまで一部です。
仮にこのベンチャー企業に就職できたとしても、スピーディな作業がもとめられ、未経験者にプログラミングをやらせてもらえない可能性もあります。

筆者の同期にも、プログラミング開発を行わずに保守だけを行う部署に配属になった人もいます。

企業の教育側から見たときに、教育時間に見合う成長をしてくれるかを考えます。
就職時にも、未経験者で高卒は圧倒的に不利ですので、なるべく進学しておいた方がいいでしょう。

同様に、仮に1社目が合わずに、転職活動を行ったときにも「高卒」は不利になりがちです。

プログラマーを未経験で目指すことは、本人が自分自身にIT業界に適性があるか分かっていないリスクがあります。

自分自身の将来の可能性のためにも、早計な行動は慎みましょう。

プログラマーを目指すため独学のメリットとデメリット

プログラマーになるため独学と、プログラミングスクールの二択があります。

独学

・無料 or 安価
・自分のペースでできる

・挫折しやすい
・わからないことを自力で解決
・環境構築に手間がかかる

スクール ・プログラム

・強制力がある
・わからないことを解決しやすい

・費用が掛かる
・忙しくても、続ける必要がある

詳細は【独学とスクールに通う学習のメリット・デメリット】に記載

メリットは「自分のペースでできる」

独学の大きなメリットとしては、自分のペースでできることです。
スクールなどのカリキュラムに従わずに、自分のペースでじっくり学習することで習得できます。

時間に余裕がある人、もしくは自分自身の学習スピードに自信がある人に特にメリットの恩恵が大きいでしょう!

デメリットは「挫折しやすい」

独学のデメリットは、挫折しやすいことです。

プログラミング未経験者にとって、プログラミング概念や環境構築など、不慣れで難しいことが多くあります。
また独学のため、わからないことを納得するまで質問をすることもできないため、わからないことを放置しがちになります。

放置してそのまま挫折に至るケースが多いように感じます。

独学を継続するために目標を大事にしてほしい

プログラマーになることを最終目標にしないでください。
プログラマーになって何をしたいか、何を作りたいか、どんなキャリアを歩みたいかを大事にしてください。

目標を持っていないと挫折しやすいです。
その前段として、プログラミングを覚えて何をしたいかを目標にするといいです。

例えば、アプリやサイト制作、資格の取得というものでしょう。

アプリ・サイトを作る

Androidアプリを制作する場合はJavaやRubyなどがゆとなりますが、最初からユーザー操作の多い動的なコンテンツは難しいです。
なので、HTML/CSSやJavaScriptで製作可能なWebアプリがおすすめです。

Webアプリのいいところは、作ったものを比較的簡単に動かせて、かつ、作っていて楽しいからです!

楽しみながら達成感を得られるので、最初のプログラミングとしてはおすすめです。

資格を取る

おすすめの目標として、資格を取るというもおすすめです。
プログラミング言語には、それ対してベンダーが資格があります。

  • Oracle Certified Java Programmer.
  • ORACLE MASTER PL/SQL Developer.
  • ORACLE MASTER DBA.
  • Unity認定技術者
  • MCP Programming in C#

エンジニア界隈では、「資格は意味がない」と言われがちです。
有名なエンジニアが全員資格保持者かというとそういうわけはありません。

しかし、まったくの未経験者と、資格保持者の未経験者を比べたときに、圧倒的に後者の方が優位になります。
資格取得するまで、勉強したという過程から地頭とやり抜く精神力があると評価されます。

参考書をベースに勉強し、資格取得を目標に勉強するといいでしょう。

勉強するプログラミング言語を決める

アプリ制作にせよ、資格取得にせよ、目標が決まったら、同時にプログラミング言語を決めましょう。

DB

資格を取る場合は、Oracleが認知度高いのでおススメです。
アプリを自作する場合は、無料で使えるDBであれば何でもよいですが、PostgreSQLが導入しやすいです。

フロントエンド

Webアプリを作成するときには、ユーザの目につく画面部分(UI側)を構築する言語があります。
フロントエンドでは、HTML/CSSと、JavaScriptはセットで覚えておいた方がいいでしょう。

バックエンド

フロントエンドとは逆に、ユーザの目につかない部分の処理を構築する言語があります。
2021年だと、PythonかJavaのどちらかを覚えておけばよいです。
とくに、Pythonは読みやすく書きやすい言語として初心者にも向いている言語です。
JavaはPythonに比べると覚えづらいかもしれませんが、汎用的な言語なのでいずれは習得してほしいです。

資格習得であれば、「Oracle Certified Java Programmer. 」というのを目指すといいです。

独学でのプログラミング勉強方法

覚える言語も方向性も決まった!じゃ実際にどのように勉強していけばいいの?という方に実例を紹介

オンライン学習サイトを紹介

エンジニアになるために、プログラミングの基礎を学習できるサイトがあります。
無料でおすすめななのは下記4つのサイトです。

  • Progate
  • ドットインストール
  • paizaラーニング
  • Udemy
Udemy

参考書で学習する

プログラミングの資格取得を目標とした参考書が一番わかりやすいです。
本来なら技術を身に付けるためには資格より、実際に作る方が効率いいです。 

過去問題をひたすら繰り返し挑戦して、正答率を上げるようにしま粗油

一番の独学勉強法は作ってみるのがいい

個人的にプログラミングを覚える瞬間は、プログラミングしているときだと思っています。
モノづくりでプログラムを組んでいるときが一番楽しく習得が早いと実感しています。

環境構築など最初のハードルが高いですが、ぜひアプリ制作をゴールとしてみてください。

わからないところは、
その場で調べて必要な情報をインプットしていける!

独学での勉強のコツ

独学には「挫折しやすい」というデメリットがあります。一人だとどうしても挫折しやすいためコツが必要です。

挫折しやすい学習は、習慣付けできるかが重要になります。

SNSでモチベーション維持

プログラミングは今や需要の高いスキルです。
2030年には70万にものエンジニアが足りなくなると言われているほど需要が高まっていきます。

このため、SNSでもプログラミングの勉強をしている仲間が多いです。
モチベーション継続のために、つながり互いに応援し合うといいです。

学習時間の習慣化

挫折できない理由が毎日継続できなきないからです。
どのようにして学習時間を確保するのか、スキマ時間にしっかり学習するように習慣づけているかが大事です。

勉強時間には、勉強に不要なテレビやスマホなどのノイズを排除し、学習だけにコミットできる環境を整えましょう。

インプットがメインになるときには、夜よりも朝の時間方が適しています。

まずは行動しよう!就職支援付きプログラミングスクールもおすすめ!

プログラミングは難しいですが、才能などは必要ありません。
もともとの理系脳がないとできないんでしょ?への答えは「いいえ」です。
だれでも覚えることは可能です!
ただし、簡単ではありません。学習時間は要しますので、効率よく学習していきましょう。

もし仮に、すでに就職していて、IT業界へ転職したいのでプログラミングを学習したいという場合でしたら、
就職支援付きのプログラミングスクールがあります。

講師から、カリキュラムに沿って学習できるので学習効率はいいです。
オンラインで学習できる点もいいです。

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