みなさんは普段パソコンやスマホを使用していますか?
2021年では小学生でも所持率が約40%ほどになっています。
パソコンやスマホは身近にあるITツールとして当たり前となり、利用者へ求められるITリテラシーが高くなっています。
同様に、
ITツールを作成する側=エンジニアが扱うプログラミングの種類は多く、知識は広く深くなってきています。
新しいアイテムが生まれれば扱う言語を覚える必要があり、サービスに合わせて新しい技法が生みだされます。
スマホアプリを例にとっても、はじめはゲーム用アプリ開発者がメインでしたが、
今は業務用アプリも多く、業務システム開発者も習得が必要となります。
エンジニアは常に技術を追いかけることが、当たり前であり必須です。
技術の習得=プログラミング勉強は、エンジニアにはもちろん必要ですが
今やエンジニア以外の人にとっても全く関係ないものではなくなってきているように感じます。
先にも述べたように、
ITリテラシーが高まっているので、自身の業務を効率化するために、プログラミングを覚える人もいます。
大人だけでなく、習い事として論理的思考力(ロジカルシンキング)の養成のためプログラミングを習うこともあり、
年々と身近なものになっているようです。
今、プログラミングの需要を感じていない人も、
プログラミングを通して得られるメリットを認識して、自身の生活の中に取り込めないか考えてみてはどうでしょうか。
- プログラミングに少しでも興味がある人
- プログラミングを学ぼうと考えている人
- プログラミングを家族に習わせようと考えている方
プログラミングを学ぶことで得られるメリット7つ

7つのプログラミングを学ぶことで得られるメリットを紹介します。
まず、IT技術を使ったモノづくりができるようになるためにプログラミングは必須です。
プログラミングを勉強して、身につけたスキルは、
自身の社会からの需要(社会的価値)を高めることが可能になります。
【プログラミング学習のメリット①】ロジカルシンキングが身につく
プログラミングは、プログラムを動かすための処理の命令を順序良く書いたものです。
Gooleのキーワード検索処理は下記のような順で処理が行われます。
- 入力した「キーワード」を取得する
- 「キーワード」に該当する
- 記事を検索する
- 検索結果を画面に10件のみ表示する
- 検索結果が11件以上存在する場合、10件ごとにページ番号を画面下に表示する
- ユーザが画面操作可能にする
簡単に書きましたが、プログラミングは例のように順立てて処理を記述する必要があります。
仮に、
最後の処理「ユーザが画面操作可能にする」を一番最初に実行した場合、検索結果は画面に表示されません。
順番が変わっただけで処理は、成立しません。
プログラミングは、処理の順序が重要です。
プログラミングを覚えることで、
『順序立てて、前後に矛盾がないように考えること』も同時に身に付けることになります。
この身に付けた考え方が『ロジカルシンキング』(論理的思考)になります。
【プログラミング学習のメリット②】 ITリテラシーが高くなる

プログラミングを覚えるために絶対必要なモノとして、パソコンです。
かならず必要です。
他には、使用する言語に応じて、その言語を編集することに適したエディターを使用します。
大量データをインプットとするなら、データベースも使用します。
アウトプットがあるなら、画面のUIを整えたり、テキストにはきだすなら拡張子も気にする必要があります。
はい、初見の方は少し意味わからないワードがあるかと思います。
プログラミングを覚える過程では、
プログラミングだけでなく、他にも様々な知識を身に付ける必要があります。
わからない用語がおおいですが、IT業界では当たり前であり、
覚えると一般の方々よりリテラシーが高くなります。
【プログラミング学習のメリット③】 調べる力が身につく
IT業界の知識は日進月歩で、日々新しくなっていきます。
新しいプログラミング言語が出てたり、機能の追加などされます。
すでに存在するプログラミングに関する知識や用語でさえ膨大ですが、
これに加えどんどんと新しい知識が生まれてきます。
これらの大量の情報の中から、
挑戦しようとするプログラミングに関する最低限の知識を
身に付けるだけで一苦労します。
最低限の知識だけが1冊の本に体系的にまとまっているなら、
簡単ですが、そんなことありません。
入門編のテキストを購入しても、わからない用語は出てくることでしょう。
それらは調べざるしか方法はないので、インターネットで調べる力がつきます。
実は、
インターネットで検索する力は、プログラミングにとって本当に重要です。
問題を解決できる答えを探し出せるのか、検索するワードをいろいろと考えいます。
この過程は、問題を多角的にみていろんな角度からアプローチをかけることと類似しており
問題解決能力にもつながります。
【プログラミング学習のメリット④】 問題解決能力が身につく

前段で伝えていた通り、プログラミングではやり方がわからない場面や、
エラーに高頻度で直面します。
その解決方法が簡単に検索できるときもあれば、まったく検索できない場合もあります。
まったく答えが検索できない場合は、
その問題を別の角度から考えて、検索ワードを変更して考えていきます。
この課題を切り崩す過程がとても大切です。
課題である事象の原因を仮定します。
仮定の解決するため検索ワードをきめます。
検索ワードの結果をもとに、事象解決するか試します
解決しない場合、別のワードで検索します。
まったく検索できない場合は、「仮定」が誤っている可能性を疑い、
別の仮定を考えます。
新たな『仮定』をもとに、また試していきます。
じょうきのながれでいう『仮定』を出すために、
課題を切り崩して様々な角度からみることが必要で
このプロセス自体が『問題解決能力』であると考えます。
【プログラミング学習のメリット⑤】 一つの言語を覚えると、多言語にも応用が利く
プログラミングには、その開発するプログラムに応じた言語を使用します。
様々なプログラム言語がありますが、
それらは全く異なるものもあれば、類似してるものもあります。
例えば、オブジェクト指向プログラミングとして、
Javaがとても有名ですが、JavaはC#と類似性が高いと思われます。
類似性が高いと、もちろん覚えるのも容易になります。
もちろんすべてが同じではありません。
違うところをメインに覚えていくというやり方で、
習得できてしまう場合が多いです。
プログラミングは1番最初の言語を覚えるのが1番苦労します。
一つおぼえてしまえば、処理のフローを考えたりするスキルは習得しているので、
新しい言語の特徴をメインに覚えさえすればいいので、
スムーズになります。
【プログラミング学習のメリット⑥】 就職・転職に強い。キャリアアップに強い
まず、プログラミングできるエンジニアの需要は高いです。
これは今後も高まっていきます。
総務省が、2030年に79万人不足するという予測データを出しています。
ただでさえ不足している状態業界で、プログラミングを身に付ければ
自分に合った好条件な就職先を探すことができます。
需要が高まっている・・・・・
【プログラミング学習のメリット⑦】 時代に乗り遅れない
今後時代はどのように変化していくと思いますか?
コロナが原因でリモートワークも広まりました。
働く側としては、通勤がなくなり楽になりました。
しかし企業側としては、人が手作業で行っていた業務が滞ってしまう事態が発生ました。
もともと人員不足が原因で、業務の自動化が話題になっていましたが、
今後はさらに機会ができる業務作業は、自動化されたりAIが取って代わる時代が来ます。
そうして、機械が代わりに行うようになった作業を、もともしていた人は新たな業務を行う必要が出てきます。
この時の新しい業務にIT分野が上る可能性はとても高いと考えられます。
なぜなら、人員が不足している状態が今後も続くからです。
【まとめ】 プログラミング学習のメリット
プログラミング学習のメリット は7つあります
- ロジカルシンキングが身につく
- ITリテラシーが高くなる
- 調べる力が身につく
- 問題解決能力が身につく
- 一つの言語を覚えると、多言語にも応用が利く
- 就職・就職に強い。キャリアアップに強い
- 時代に乗り遅れない
メリットについては、他にも存在すると思います。
学ぶ人の立場や、学習レベル、スキル、目的が変われば、それぞれに応じて生じるメリットが異なってくるからです。
上記で上げたのはあくまで、汎用的なレベルかと思います。
しかし、挙げた7つのメリットだけでもプログラミングを学ぶ意義はあることがわかっていただけるかと思います!
これからさらにITの進歩が進み、もっと身近にITが存在するようになります。
来るとわかっている未来に備えるために、プログラミングのスキルを身に付けてほしいと思います。
プログラミングを習得する方法

プログラミングの学習には2種類しかありません。
独学か、そうでないかです。
独学でない場合は、プログラミングスクールに通ったり、学習プログラムに参加することになります。
プログラミング習得方法のメリット・デメリット
スクールはいい意味で拘束力があるので、習得まで学習を続けることができます。
費用が掛かる分、続けれなければもったいないという心理も働きますし、
サポートもあるので、継続しやすいというメリットが大きいです。
独学は、自分のペースで進めることができます。
費用もテキスト代や使用するプログラミングが有料のツール必要な場合、その費用だけで済みます。
ただし、環境構築の手間が面倒で躓きやすいです。構築で躓いて、本来の目的の学習がスタートできないというパターンも多く聞きます。
プログラミング習得の独学とスクールのそれぞれに向いている人は下記のような人たちです。
- 自力でスケジュール調整できる人
- 学習対象のプログラミングをすでに触ったことがある人
- 費用を抑えたい人
- はじめてのプログラミング言語の人
- 計画通りに習得したい人
- 3日坊主になりやすい人
